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ニフクラ、プライベート接続サービスで東日本の富士通データセンターに接続可能なリージョンを追加

 富士通クラウドテクノロジーズ株式会社は18日、自社のパブリッククラウドサービス「ニフクラ」の閉域網接続ソリューション「プライベートアクセス」における、東日本エリア内の富士通データセンターに接続可能なリージョンとして、「east-1」を追加すると発表した。

 「プライベートアクセス」は、ニフクラから回線事業者の閉域網へのプライベート接続を提供するサービス。あらかじめ特定の閉域網とニフクラとを物理接続しておき、必要に応じてVLANで論理接続を構築することにより、迅速かつ安価に閉域網接続を提供できるという。

 接続先としては、エクイニクスの「Equinix Cloud Exchange」やNTT東日本の「クラウドゲートウェイ クロスコネクト」、国立情報学研究所の「SINET」などに対応するほか、富士通データセンターの共用ネットワークと接続する「プライベートアクセス for 富士通データセンター(東日本DCエリア)」も提供されている。

 この富士通データセンターとの接続では、ニフクラの「east-4」リージョンを対応させていたが、今回は新たにeast-1リージョンが対応し、2つのリージョンにて「プライベートアクセス」を利用可能になった。

 通信速度はイン/アウトともに1Gbps(ベストエフォート)。利用料金は月額1万円(税別)で、富士通データセンターの共用ネットワークに接続しているプライベートLAN単位で料金が必要となる。また、プライベートLANの料金なども別途必要。