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光ディスクを利用した階層化アーカイブストレージなど、NAS関連ソリューションを展示するQNAP
2018年5月11日 11:55
「データセンター展」「クラウドコンピューティングEXPO」など13の展示会から構成される「Japan IT Week 2018春」が9日、開幕した。会場は東京ビッグサイトで、5月11日まで開催される。
データストレージEXPOのQNAPのブースでは、同社のNAS製品を中心にした各種応用ソリューションを展示していた。
QNAP、NAS応用ソリューションを展示
QNAP BlueGlacier階層化アーカイブストレージは、エンタープライズNASと、Panasonicが開発した100年の寿命を持つ光ディスク技術を組み合わせて、長期保存に対応した階層化ストレージ。
QSW-1208-8Cは、3月に発表されたネットワークスイッチ製品。ノンインテリジェントだが、10G SFP+ポート4つと、10GのSFP+とRJ-45のコンボポート8つを備える。
TVS-882BR-RDXは、4月に発表されたNAS製品。Tandberg社との提携により、長期保存用のリムーバブルストレージであるRDXに対応している。
TS-932Xは、4月に発表されたNAS製品。3.5インチHDDと2.5インチSSDを搭載し、普及クラスに自動階層化を持ち込んだ。
TS-253Beは、拡張カードに対応した普及クラスのNAS製品。10GbEネットワークカードや、アクセスポイント化するカードなども展示された。
そのほか、QNAPブース内の三栄ハイテクス株式会社のコーナーでは、QNAP製品を使ったAIやIoTのプラットフォームをデモしていた。
AIとしてはCPUにRyzenを採用したNASのTS-1677XにGPUを搭載し、コンテナ上でTensorFlowのサンプルをデモしていた。また、IoTとしてはQNAPのQIoT Suite Liteに、距離センサーと光センサーつけたRaspberry Piをつなぎ、Node-REDでコントロールしていた。