「クラウドコンピューティングEXPO」「情報セキュリティEXPO」「データセンター展」など13のIT専門展を併催する「Japan IT Week 春 2017」が10日、開幕した。会場は東京ビッグサイトで、5月12日まで開催される。
本稿dえは、主に「データセンター展」からいくつかの展示を紹介しよう。
Supermicroの意欲的なスペックのサーバー
「データセンター展」のSupermicroのブースでは、NVMeドライブやGPU、Xeon Phiなどに対応した意欲的なスペックのサーバーを展示している。
NVMeドライブを10台搭載したサーバーのデモ。リードで約30GB/secの速度が表示されている。 2U 1台に搭載した2ノードでファイルサーバーのアクティブ-アクティブなフェールオーバーを実現するサーバー(ストレージは両ノードで共用)のデモ。NexentaStorとWindows Serverフェールオーバークラスタリングに対応 セルフブートするXeon Phi X200を4ノード収めるサーバー。分子計算をデモ 2Uに4ノードを収めるBigTwinサーバー。NVMe対応 GPU内蔵のXeon E3-1585を搭載したビデオトランスコーディング用サーバー *****
そのほか、さまざまな企業がブースを出展している。
「データセンター展」では毎回、エヌ・ティ・ティ・データ先端技術(NTTデータ先端技術)のブースで各社のHVDC(高圧直流給電)対応製品が展示される。今回は、HVDC技術そのものだけでなく、サーバーラックやOCP(Open Compute Japan)対応製品など、周辺ソリューションもまじえて展示していた。
エヌ・ティ・ティ・データ先端技術のHDVC展示ブース。各社製品が並ぶ 村田製作所。集中電源やデータセンター向けセンサーなどを展示 AICの集中電源形式のラック製品Micro Rack CE+T PowerによるHVDC対応DC-ACインバータ NECネッツエスアイによるOCPのテクニカルワンストップサービス