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「働き方改革」の実現に向けたソリューションが目立つ「第3回モバイル端末・周辺機器展」
マイクロソフトは「Windows 10 Mobile」を活用したワークスタイル変革をアピール
2017年5月10日 16:37
「クラウドコンピューティングEXPO」「情報セキュリティEXPO」など13のIT専門展を併催する「Japan IT Week 春 2017」が11日、開幕した。会場は東京ビッグサイトで、5月12日まで開催される。
3回目となる「モバイル端末・周辺機器展」では、「働き方改革」の実現に向けた官民の取り組みの盛り上がりを受け、リモートワークやモバイルワーク、Web会議などに関する展示が数多く行われている。「クラウドコンピューティングEXPO」などの展示については別途お伝えする。
日本マイクロソフト株式会社のブースでは、「HP Elite x3」「VAIO Phone Biz」など、「Windows 10 Mobile」搭載スマートフォンを活用した、ワークスタイル変革のデモを行っている。
Windows 10 Mobileの特徴である「Continuum」機能は、Windows 10 Mobile搭載スマートフォンをドッキングステーションやアダプターにつなげることで、大型テレビやモニターをスマートフォンのディスプレイとして使用でき、Officeアプリなどが大画面でも利用できるようになる。
また、Windows 10搭載PCであれば、PC側で「接続」アプリを起動することで、Windows 10 Mobileデバイスの画面をContinuumでPCに表示し、PCのマウスとキーボードを使って操作することができる。PCはあくまでもディスプレイや入力装置としての使用となるため、自宅のPC内にデータを残すことなく作業が可能になる。
Windows 10 Mobileはこうした機能や、Office 365、Azure Active Directoryなどを組み合わせることで、モバイルワークやリモートワークをセキュアに実現できるとアピールしている。