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Metaが「Llama 2」公開、Microsoftは優先パートナーに

「オープンソースかつ商用利用可能な」Llama 2

 Llama 2は、7B、13B、70Bの3つのモデルがあり、「70B(700億)パラメータモデルは『gpt-3.5-turbo-0301』を利用したChatGPTと同等のレベル」とする。

 性能面で強力なのはもちろんだが、その最大の特徴は、「オープンソースかつ商用利用可能なライセンス」で提供されることだ。

 今年2月にリリースされた初代Llamaは研究目的の非商用ライセンスで、「重み」の提供は認められた研究者のみに制限されていた。その重みデータを何者かがリークさせて、Llamaを軸とした開発が活発化したという経緯がある。

 その後開発コミュニティからは、Llamaを商利用可能なライセンスにすることを求める声も上がったが、Metaは否定的だった。

 それが今回、Llama 2では提供方法を一新。コードのほか、モデルの重み、事前学習モデルと会話微調整バージョンの開始コードまでが用意された。しかも、初代Llamaよりも40%多くのデータで訓練され、コンテキスト長も2倍になるなど大きく性能アップした。

 オープンソースで商用利用可能なLLMはほかにもあるが、Llama 2は別格だと言える。

 またLlama 2公開の翌日には、QualcommがSnapdragonプラットフォームのAI機能を使って、スマートフォンとPCでLlama 2ベースのAI実装を提供すると発表した。オンデバイスAI実装で、モバイル機器単体のAIアプリケーションが開発可能になる。