週刊データセンターWatch:
SCSK、千葉県印西市で新データセンター建設へ。2022年春オープン、稼働中センターに隣接
2020年12月15日 06:00
SCSK株式会社は、国内10カ所目となる自社データセンター「netXDC(ネットエックスディーシー) 千葉第3センター(SI3)」を千葉県印西市に建設することを発表した。2022年春のサービス開始を予定している。
SI3は、SCSKが印西市内に開設するデータセンターとしては3カ所目。「SI2」こと「netXDC 千葉第2センター」の隣接地に建設される。同地は地震・水害などのハザードリスクが低く、アクセスは東京から電車で約1時間。また、千葉県・茨城県の海底ケーブル揚陸局とも距離が近い。
SI3の敷地面積は約3万2201平方メートル、延床面積は約1万3000平方メートル。地下なし・地上7階、棟屋2階の鉄骨造で、基礎免震および垂直制振の構造となっている。ラック数は1600、総電気容量は20MW。環境負荷低減を目的に、高効率機器各種を使用するとしている。
電源設備は本線予備線2系統受電。発電機によるN+1冗長構成によって、無給油連続72時間稼働できる。また冷却設備もN+1冗長構成。