週刊データセンターWatch:

シーイーシー、DevSecOps対応のソフトウェア品質開発ツール「Code Dx」取り扱い開始

 株式会社シーイーシーは、ソフトウェア品質・脆弱性管理ツール「Code Dx」の取り扱いを開始した。あわせて、ソフトウェアテスト分野のサービスを拡充することも発表した。

 消費者ニーズの多様化やIoTの普及を背景に、ソフトウェア開発におけるセキュリティの要求はますます高まっている。シーイーシーでは、これまでにもソフトウェアテストツールを各種提供してきたが、今回新たに「Code Dx」を追加する。

 Code Dxは、いわゆる“DevSecOps”環境の実現を可能とする製品。開発チーム(Development)と運用チーム(Operations)の連携によってアプリ開発効率を高める「DevOps」の概念をさらに推し進め、セキュリティ(Security)についてもアプリ開発段階から対応していくことを狙う。

 Code Dxでは、70以上の検証ツールから得たテスト結果を統合的に管理。結果の重複を極力抑えるなどして、レビュー作業に要する時間を節約する効果が期待できるという。

 シーイーシーでは今後、ソフト開発のより上流となる設計フェーズについて、その分析をAI・機械学習で行えるよう、サービスの研究・開発を進めていく。