週刊データセンターWatch:

鈴与シンワート、給与・人事アウトソーシング事業のための新センターを開設、国内2拠点目

 鈴与シンワート株式会社は9月24日、人事・給与業務のアウトソーシングを手がけるための拠点施設「S-PAYCIAL静岡BPOセンター」を開設した。

 鈴与シンワートはシステム開発やデータセンター事業の一方で、企業の人事・給与業務などをアウトソーシングで請け負う、いわゆる「BPO(Business Process Outsourcing)」にも進出している。「S-PAYCIAL(エス・ペイシャル)」はそのサービスブランド。

 S-PAYCIALでは、これまでの事業を通じて業務効率改善のためのノウハウを蓄積してきた。業務時間の短縮効果が期待できるだけでなく、ユーザー企業の人事制度・就業制度に合わせた柔軟なソリューション提案も行うとしている。

 S-PAYCIALのユーザーは大企業を中心に年々増加し、直近の新規受注も好調なことから、新拠点の設立を決めたという。なお、鈴与シンワートとしては、BPO事業のための国内拠点整備は今回が2拠点目となる。

 新拠点についても、整備運用にあたっては高セキュアであることを前提とした。複数の入室制限システム導入に加え、センター内全エリアに設置した監視カメラによる24時間365日体制での音声・画像記録も実施する。