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健診車や在宅医療現場から画像をLTE網で電送するためのソリューション、キヤノンMJから発売
(2016/4/8 16:15)
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(キヤノンMJ)は、健診車などから医用画像をモバイル通信網で電送するための「医用画像転送ソリューション」を4月15日より提供する。
キヤノンMJは、X線デジタル撮影装置の「デジタルラジオグラフィ CXDIシリーズ」を1998年から展開。医療機関・健診車の胸部デジタル検診システムとして多くの導入実績がある。
今回発表したソリューションにより、健診車から健診施設、在宅医療現場から診療所、災害拠点から災害指定病院といった遠隔地間の医用画像電送が容易に行えるようになる。
通信網はLTEを利用。VPN(IPsec)による通信経路保護、万一の情報漏えいに備えての秘密分散方式など、セキュリティ面では特段の配慮を行っているという。医用画像のためのクラウドサービス基盤「Medical Image Place」とも連携可能。
なお、サービス利用料はデータ容量に限らず定額。初期費用が別途必要となる。