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Pepperとkintoneの連携ボックスを無償公開、ロボットを活用した業務システム構築を可能に

 サイボウズ株式会社とM-SOLUTIONS株式会社(以下、M-SOL)は、感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」と「kintone」の連携ボックスを無償公開すると発表した。これにより、ロボットを活用した業務システムの構築が可能になるという。

 Pepperは、ソフトバンクロボティクス株式会社ならびにアルデバラン社が開発した感情認識パーソナルロボット。Pepperのプログラム開発は「Choregraphe(コレグラフ)」というソフトウェアによって行われ、「ボックス」と呼ばれるパーツを用いたシンプルなUIを用いて、Pepperの動作をプログラムすることができる。

 今回、サイボウズとM-SOLでは、Pepperからkintoneへデータをアップロードするための「kintone POST ボックス」を共同開発し、デベロッパー向けに無償公開した。Choregrapheに「kintone POST ボックス」を読み込み、画面からシンプルな設定をするだけでkintoneへデータを連携できるため、Pepperとkintoneを利用したシステムが、ノンコーディングで開発可能になるとのこと。

石井 一志