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ラキールのシステム開発基盤「LaKeel DX」、MCPに対応しAIエージェント対応を強化
2026年1月9日 16:06
株式会社ラキールは8日、クラウドシステム開発・運用基盤「LaKeel DX」において、Anthropicが提唱する共通規格「MCP(Model Context Protocol)」に対応し、AI機能を強化したと発表した。これにより、企業は既存の技術資産をAIエージェントが扱う「道具」として再利用が可能になり、AIが自律的に業務遂行する「自働化」を実現し、生産性の向上に貢献するとしている。
LaKeel DXは、システムの機能を「部品(マイクロサービス)」として管理し、それらをブロックのように組み合わせてシステムを構築できるプラットフォーム。また、連携しているツールや機能部品をカタログ化し、公開する仕組みを提供している。
今回、この仕組みに「MCPサーバー」機能を搭載したことにより、カタログに登録されている全てのツール・機能を、AIエージェントが「自分が使える道具」として認識できるようになった。
これにより、各社が保有する既存の機能やデータを、そのままAIと連携する資産にできる。また、個別の連携が不要になり、メンテナンス性が向上する。AIエージェントが必要な機能を自ら選び取り、それらを自由に組み合わせて業務フローを実行・完結できる。
さらに、LaKeel HRをはじめとする各種業務システム(LaKeelシリーズ)は、LaKeel DX上で構築されているため、AIエージェントをすぐに活用できる。
例としては、統合型人事システム「LaKeel HR」を用いた、育休復帰者の配属先検討における自働化を挙げている。人間からAIエージェントに「育休中の田中さんが復帰するから配属案、検討しておいて」と指示すると、AIエージェントが指示から必要な情報を特定し、LaKeel HRの各機能(部品)に自らアクセスして、各部門の職務内容やスキル要件、対象者の過去評価、部門ごとの人件費予算などのデータを収集する。さらに集めたデータを分析し、根拠をそろえた配属提案書や稟議(りんぎ)書を自動作成できるとしている。
