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ベネッセ、地域の学びの相談窓口「エリアベネッセ」にPepperを導入

 株式会社ベネッセコーポレーション(以下、ベネッセ)は、ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、以下ソフトバンクロボティクス)と仏Aldebaranが開発した人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を、東京・港区のエリアベネッセ青山へ10月4日より導入すると発表した。あわせて10月中には、多摩センター(東京都)、千里中央(大阪府)、広島祇園(広島県)、六本松(福岡県)への導入を予定しているという。

 地域の学びの相談窓口であるエリアベネッセでは、勉強のこと、将来のことなどを無料で相談できる場所として公開されているが、中でもエリアベネッセ青山は、エリアベネッセの中心拠点として、その立地を生かし、より多彩なテーマのワークショップなど、さまざまな催しを行っている。

 今回、エリアベネッセに導入するPepperには、ベネッセの教育ノウハウを生かしたアプリ「勉強タイプ診断」(小中高校生向け)や、幼児向け通信講座「こどもちゃれんじ」のキャラクター「しまじろう」が、音楽に合わせてPepperと一緒に踊るアプリなどを搭載。幼児から高校生までが、さまざまな形でPepperと触れ合いながら、最新のロボットを体感できるとした。

 また、Pepperを導入するエリアベネッセの各店舗では、Pepperのプログラミングを体験できるワークショップを随時開催していく予定。まずエリアベネッセ青山で、10月4日(日)に「Pepperを動かすプログラミング体験のワークショップ」(事前申込制、無料)を開催する。小学校3年生~6年生を対象としており、定員は各回12名。応募者多数の場合は先着順となる。

石井 一志