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サイボウズとM-SOL、Pepperとkintoneの連携第2弾を公開

kintoneから簡単にPepperの動作指定を実行可能

 サイボウズ株式会社とM-SOLUTIONS株式会社(以下、M-SOL)は29日、ソフトバンクロボティクス株式会社ならびにアルデバラン社が開発した人型パーソナルロボット「Pepper」と、サイボウズの業務アプリクラウド「kintone」を連携させるソリューションの第2弾を公開した。

 今回公開されたのは、Pepperの開発SDKをコントロールするソフトウェア「Choregraphe(コレグラフ)」に対応した「kintone GET ボックス」。Pepperへの動作要求は、Choregrapheに用意されたボックスライブラリから該当のボックスを選択し、設置することで実行されるが、このkintone GET ボックスを利用すると、Pepperの動作をkintone上で設定できるようになる。

 両社によれば、これにより、複雑になりがちなロボットの動作開発を効率化できるとのこと。例えばChoregrapheでPepperの動作パターンを定義し、kintone GET ボックスをChoregrapheに組み込むと、kintoneアプリにレコードを登録するだけでPepperの動作やセリフ、胸のディスプレイに表示する動画や画像を自由に指定できるようになる。

石井 一志