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インテック、EDIアウトソーシングサービスを10月よりグローバル対応

PDF帳票化機能も搭載

 株式会社インテックは16日、EDIアウトソーシングサービス「EINS/EDI-Hub Nex」において、「グローバルEDIサービス」と「帳票(PDF変換)機能」を10月より提供開始すると発表した。

 「EINS/EDI-Hub Nex」は、日本国内で400ユーザーの利用実績があるEDIアウトソーシングサービス。一般的なEDIに使用されるRFC4130(EDIINT AS2)、ebXML MS(ebMS)、全銀TCP/IP通信プロトコルなどに対応するほか、企業システム連携によく利用されるミドルウェアもサポートしている。

 今回は、国内のユーザーが海外拠点・取引先との接続する際に「EINS/EDI-Hub Nex」を利用できるメニューを「国内企業向けグローバル接続サービス」として追加した。また、タイ(バンコク)、インドネシア(ジャカルタ)の現地企業を対象に、ASEAN諸国内の拠点や取引先と接続できる「ASEAN EDIサービス」も提供する。今後は、タイやインドネシアに続き、その他のASEAN諸国への展開にも注力する考えだ。

 一方の「帳票(PDF変換)機能」は、データからPDF帳票へ変換する機能。この機能を利用すると、取引先単位でのデータ変換(固定長、可変長、CSV、xmlなど)に加え、取引先側への帳票(PDF)データの配信が可能になるほか、別途帳票化していた企業にとっては、直接帳票データとして受信を行えるメリットがある。

 帳票データの受け渡しは「従来型プロトコル」「Webサイトからのダウンロード」「メール配信」の3つの方法で提供可能とのこと。

石井 一志