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レノボ、13.3型モバイルモニターと29型パノラマモニター発表

3つの筐体から選べるデスクトップ「ThinkCentre M73」も合わせて発表

 レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は、13.3インチのモバイルモニター「ThinkVision LT1423p」、29インチのパノラマモニター「ThinkVision LT2934z」を発表。合わせて、3タイプの筐体サイズが選べる省スペースデスクトップPC「ThinkCenter M73」を発表した。法人モデルは10月16日より順次販売開始する。

ThinkVision LT1423pモバイル・モニター

ThinkVision LT1423pモバイル・モニター利用イメージ

 「ThinkVision LT1423pモバイル・モニター」は、レノボでは初めてWindows 8に対応したモバイルモニターとなる。13.3インチのAH-IPSパネル(1600×900ドット)を搭載。IPS液晶を採用したことで視野角が広くなったことで縦置きも可能になったほか、ゴリラガラス採用で堅牢性も向上している。価格はオープン。

 USB版とWireless版の2機種をラインナップ。10ポイントタッチ対応で、256段階筆圧のThinkPad Tablet 2 ペンを搭載する。

 USB版は、USB 3.0接続でケーブル1本で画像表示と電源供給が行える。重量は約817g、厚みは最薄部で6.7mm。サイズは横32.4cm、立て22.5cm(横置き時)。

 Wireless版はUSB版にバッテリーと無線LAN機能を追加したことで、厚みは12.7mm、重量約1.26kgになる。2.4/GHz帯に対応し、IEEE 802.11 n/a/b/gに準拠。最大4時間のバッテリー使用ができる。

ThinkVision LT2934zパノラマ・モニター

 「ThinkVision LT2934zパノラマ・モニター」はアスペクト比21:9の29インチAH-IPS液晶を採用。解像度は2560×1080ドットで、2台のPC画面を表示することができる。2台のパソコンを接続して使用する場合、「キーボード/マウス切り替えスイッチ」により、1セットのキーボードとマウスを2台のPCで共有可能。価格はオープン。

 インターフェイスはVGA×1、Dual-Link DVI-D×1、HDMI 1.4×1、DP1.2×1(デイジーチェーン対応)、MHL Connections×1、USB 3.0×2(Powered USB×1)、USB 2.0×2を装備する。

29インチのパノラマモニター「ThinkVision LT2934z」

ThinkCentre M73

 「ThinkCentre M73」は、設置スペースに合わせてモニターと一体化できる手のひらサイズの「ThinkCentre M73 Tiny」、据え置きサイズの「ThinkCentre M73 Small」、「ThinkCentre M73 Mini-Tower」の3つの筐体から選択できる。10月16日より順次発売する。価格はオープン。

 第4世代インテルCoreプロセッサーを採用し、従来製品に比べてCPU性能やグラフィック性能を向上させたほか、SSHD、無線LANではIEEE 802.11ac対応が選択可能となった。vProには対応していない。

 専用USBポートにキーボードを接続することで「Alt+P」のショートカットキーで電源をオンにする機能を搭載したほか、PCの電源オフ時にもUSBポートに電源を供給できるAlways on USBに対応する。オプション選択により、vProやIEEE 802.11acに対応可能。

 Tinyシリーズでは、本体と一体化して使用できる外付けの各種オプションを用意しているが、従来からの光学ドライブ(DVDスーパーマルチ/DVD-ROM)、セカンドHDD(320GB/500GB/1TB)、バッテリーに加えて、今回新たにインターフェイスを拡張する「I/O Box」が追加された。

「ThinkCentre M73 Tiny」
「ThinkCentre M73 Small」
「ThinkCentre M73 Mini-Tower」

工藤 ひろえ