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レノボ、約25%薄型化した省スペース型オールインワンPC「ThinkCentre E93z All-In-One」

ThinkCentre E93z All-In-One

 レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は1日、21.5型マルチタッチ対応液晶を搭載した省スペース型のオールインワンデスクトップPC「ThinkCentre E93z All-In-One」を発表した。同社のオンラインショップ限定製品で、10月4日より販売開始する。価格は16万8000円から。

 ThinkCentre E93z All-In-Oneは、1920×1080ドット表示可能な21.5型タッチパネル(光沢型)を搭載するオールインワンPC。従来モデルの「ThinkCentre E92z All-In-One」と同サイズのディスプレイを搭載しながらも、約25%の薄型化を実現した。またスタンドにUltraFlexスタンドを採用し、画面の高さや角度を柔軟に変更できるという。

 CPUは、第4世代Core iプロセッサとなるCore i7-4770(3.10GHz、4コア)もしくはCore i5-4430S(2.70GHz、4コア)を採用しており、従来モデルよりもCPU性能が最大10%向上。全モデルにNVIDIA GeForce 720A(1GB)の外部グラフィックを搭載し、グラフィック性能が最大260%向上した。ストレージはSSD(最大180GB)やHDD(最大1TB)を用途にあわせて選択できる。

 また、インテル WiDiによるビデオ出力に対応。外部の大型ディスプレイやテレビなどへ、無線LANを経由した出力が可能なほか、ThinkCentreシリーズでは標準搭載のVMU(View Management Utility)を初期導入しており、最大で16個の画面分割に対応する。

 価格例として、Core i5-4430S、インテルB85 Expressチップセット、4GBメモリ(最大16GB)、1TB SATA HDD(5400rpm)、Blu-rayディスクドライブ(書き込み対応)、NVIDIA GeForce 720A、Windows 8(64ビット)といった構成で16万8000円。

 インターフェイスは、USB 3.0、USB 3.0(Powered USB対応)、USB 2.0×4、HDMI出力、HDMI入力、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T、音声入出力、11 in 1メディアカードリーダーなどを搭載。インテルCentrino Wireless-N 2230(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth v4.0にも対応する。

石井 一志