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BIGLOBE、可用性向上ソフトをIaaS向けのクラウドアプリストアで販売

2014年1月末までは無料で利用可能

 NECビッグローブ株式会社(BIGLOBE)は28日、IaaS型パブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」向けのソフトウェアを販売する「クラウドアプリストア」において、サーバー環境の可用性を向上させるソフト「CLUSTERPRO X SingleServerSafe」を提供開始すると発表した。2014年1月末までは無料で利用できる。

 「CLUSTERPRO X SingleServerSafe」は、ハードウェアやソフトウェアの異常を監視し、障害時に迅速に再起動することで、シングルサーバーの可用性向上を実現するソフト。HAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」で培ったクラスタ技術のノウハウを1台のサーバー向けに応用している。

 環境は、物理サーバーだけでなく仮想サーバーにも対応しているので、IaaSであるBIGLOBEクラウドホスティングでも利用可能で、仮想サーバー上で動作するOSやアプリケーションの状態を監視し、異常を検知した際には、自動で仮想サーバーやアプリケーションなどの再起動を行える。

 状態監視や設定はWebブラウザやAndroid端末から可能なため、場所を選ばない運用管理も可能。これによって、BIGLOBEクラウドホスティング上に構築した業務システムの安定稼働を支援するとのこと。

 なお、アプリストアで提供するソフトウェアは以下の通り。いずれも、2014年1月末までは無料となる。2014年2月1日移行の利用料金は、1ノード分が10万5000円から。

・CLUSTERPRO X SingleServerSafe DBサーバ用1ノード(Linux)
・CLUSTERPRO X SingleServerSafe JavaVMサーバ用1ノード(Linux)
・CLUSTERPRO X SingleServerSafe Webサーバ用1ノード(Linux)
・CLUSTERPRO X SingleServerSafe DBサーバ用1ノード(Windows)
・CLUSTERPRO X SingleServerSafe JavaVMサーバ用1ノード(Windows)
・CLUSTERPRO X SingleServerSafe Webサーバ用1ノード(Windows)

石井 一志