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BIGLOBE、アプリストアでWindows Server 2003を提供~クラウド移行ニーズに対応

 NECビッグローブ株式会社(BIGLOBE)は23日、IaaS型パブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」で利用可能なソフトを販売する「クラウドアプリストア」の販売ラインアップを拡大すると発表した。Windows Server 2003 R2を同日より提供するほか、5月末には、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)「InfoCage SiteShell(Windows版)」を提供する予定。

 BIGLOBEクラウドホスティングでは、Windows Server OSとしてWindows Server 2008を提供しているが、Windows Server 2003のユーザー企業からもクラウドへの移行を行いたいというニーズがあり、今回、Windows Server 2003 R2 Standard Editionの32ビット版/64ビット版を提供開始した。価格はいずれも月額1万2600円で、BIGLOBEクラウドホスティングのサーバー「ベースモデル(Windows Server 2008 R2 Standard Edition 64bit)」同等スペックにプリインストールした形態で提供される。

 一方の「InfoCage SiteShell(Windows版)」は、通常のファイアウォールでは防げない、Webアプリケーションの脆弱性を狙う攻撃をブロックするWAF製品。こちらも、すでにLinux版を提供していたが、5月末にWindows版を提供開始する予定となった。価格は、月額3万4650円。

(石井 一志)