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Cstap、「安否確認サービス」にパート社員の登録やパンデミック対応機能を追加

 サイボウズスタートアップス株式会社(以下Cstap)は2月5日、2011年12月より提供中の「安否確認サービス」に、会社メールアドレスを持っていないパート社員への対応、パンデミック時の対応を可能にする新機能を追加した「安否確認サービス バージョン3」を販売開始すると発表した。利用料金は50ユーザー月額6800円から。

 「安否確認サービス」の提供開始後、介護事業会社や飲食チェーンなどを中心に、会社管理のメールアドレスを持たないパート社員にも展開したいという要望が多かったため、今回会社管理のアドレスがない職員も安否登録を可能にしたという。

 また、新型インフルエンザなどのパンデミック時の対応にも利用できるように、毎朝決まった時間に体温等の報告を求める事前の送信予約機能も新たに備えた。

 安否確認サービスは、利用企業はすでに100社を越えており、中には今回の会社管理のアドレスが無くても登録できる機能と事前送信予約機能を使って、介護事業会社で独居老人の安否確認に試用している例もあるという。

 そのほか、バージョン3では緊急連絡先の更新確認強化機能を装備した。

 「安否確認サービス」には、プレミアムプランとスタンダードプランがあり、プレミアムプランは50ユーザーで月額8800円から、スタンダードプランは同月額6800円からとなる(価格はいずれも税別)。今回の新機能のうち、パート社員対応機能、パンデミック機能についてはプレミアムプランのみで利用できる。

 なお、「安否確認サービス」は2カ月間の無料トライアルも用意しており、サービス案内ページから申し込みが行える。

体温報告の予約送信の設定画面(システム管理者向けの機能)
ユーザーのスマートフォンでの送信画面

(工藤 ひろえ)