日立Sol、MicrosoftのPlayReadyを採用したDRMクラウドサービス


 株式会社日立ソリューションズ(日立Sol)は9日、日本マイクロソフト株式会社のデジタル著作権管理(DRM)技術「PlayReady」を活用した「DRMサービス powered by PlayReady」を発表した。13日より試行環境を提供し、3月1日より正式サービスとしてスタートさせる。

 同サービスは、日本マイクロソフトのDRM技術を採用し、日立Solがクラウド型で提供するDRMサービス。エンドユーザーがコンテンツをダウンロードする際に必要となるライセンスキーをサーバーから発行することで、ライセンスキーが発行されていない端末からはデジタルコンテンツを再生できないため、違法コピーの防止に貢献するという。

 一方、コンテンツ配信事業者は既存のコンテンツ配信システムを利用しながら、DRMに対応した音楽・動画・電子書籍といったコンテンツを配信できるのも特長。大幅なシステム改修が不要で、申し込みから最短数日間で利用開始できるという。

 価格は初期費用が21万円、月額固定費用が5万2500円、および月間に発行したライセンス数に応じた費用が1円/ライセンス。

 日立Solでは、DRMへの初期投資を抑えたい配信事業者向けに、新サービスを提供。併せて、オンプレミス・クラウド連携をはじめとするソリューションを全体最適の支店で組み合わせた「ハイブリッドインテグレーション」も提供し、業務システムを組み合わせた提案も行うとしている。

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