Amazonのクラウドと接続する専用線サービス「AWS Direct Connect」対応サービスが続々と登場

　12日に発表されたAmazon Web Services（以下、AWS）の専用線サービス「AWS Direct Connect」対応サービスが各社から発表されている。

　AWS Direct Connectは、企業のオンプレミス環境とAWSのデータセンターを専用線でつなぎ、インターネットを経由せずにクラウドサービスを利用できるようにするもの。

　ソリューションプロバイダの1社であるKVH株式会社は、イーサネットベースの帯域保証型サービス「KVH Ether-MAN Plus」と、マルチギガビット環境向けの広帯域サービス「KVH SmartGiga」を。AWS Direct Connect向けに提供する。前者は、1000BASE-LX/SXをインターフェイスとするポイントツーポイント型専用線で、100Mbpsから900Mbpsまで、100Mbps単位で選択可能。後者では「1Gbps/10Gbpsイーサネット専用サービス」が提供される。

　ソフトバンクテレコム株式会社は、専用線接続サービス「ULTINA IP-VPN」「ULTINA Wide Ethernet」をラインアップする。

　また株式会社野村総合研究所（NRI）では、同社のクラウドソリューション「NRIクラウド」の一環として、専用線サービスを提供。ハイブリッドクラウドを中心に、各種クラウド関連のメニューを取りそろえ、ワンストップで顧客企業のクラウド活用を支援するという。

　このほか、米Equinixは、東京およびシンガポールのEquinix International Business Exchangeデータセンターにおいて、AWS Direct Connectの利用が可能になったことを発表している。