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AWS Direct Connectの大阪ロケーションが利用可能に
(2015/8/5 12:42)
米Amazon Web Services(AWS)は4日、東京リージョン向けのAWS Direct Connectロケーション(接続ポイント)として、大阪ロケーションが運用開始したと発表した。あわせて、フランクフルトと北京に、それぞれ2番目のロケーションがオープンしている。今回、3つのロケーションが追加されたことで、AWS Direct Connectのロケーションは全18カ所となった。
AWS Direct Connectは、企業のオフィスやデータセンター、あるいはコロケーションスペースなどのオンプレミスシステムから、AWSのクラウド環境に専用線接続できるサービス。利用にあたっては、ユーザーのネットワークとAWS Direct Connectのいずれかのロケーション間に専用のネットワーク接続を確立させる必要があり、今回、Equinix OS1にある大阪ロケーションが利用可能になった。
なお、複数のAWS Direct ConnectまたはVPN接続がある場合、AWS VPN CloudHubを用いて安全なサイト間通信を提供することも可能。AWS VPN CloudHubは、VPCの有無にかかわらず使用できるシンプルなハブアンドスポークモデルで動作し、例えば、東京本社および大阪本社でVPCへのAWS Direct Connect接続を確立しながら、ブランチオフィスでVPCへのVPN接続を使用する、といったことができる。本社およびブランチオフィスは、AWS VPN CloudHubを利用して相互にデータを送受信可能だ。