NTT Com、クラウド対応ネットワークサービス「Universal One」をグローバル展開~159カ国で利用可能


 NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は29日、5月より国内で提供しているクラウド対応データネットワークサービス「Arcstar Universal One」について、9月30日より、世界159カ国に提供エリアを拡大すると発表した。

 Arcstar Universal Oneは、クラウドサービスの利用に最適化されたVPNサービス。品質と価格に応じた4つから最適なプランから選択するだけで、迅速に導入できるほか、バックアップ回線を標準で備える高信頼性などの特徴を持つ。

 加えて、はじめからクラウド連携を視野に入れているので、クラウドサービスを利用するためのインターフェイスをあらかじめ盛り込み、面倒な設定をすることなく、クラウドをすぐに利用できるようにしている。

 今回、NTT Comが開始するグローバルのサービスでは、アジア、北米、中・南米、ヨーロッパ、オセアニア、中東、アフリカの159カ国(レイヤ3の場合)をサポート。海外での企業向けネットワークサービスを提供してきた運用実績のもと、低遅延の光海底ケーブル「PC-1」や「Asia Submarine-cable Express」などを活用しており、広帯域・高信頼のネットワークを提供するという。

 また、国内外をワンストップでサポートする体制を整えており、申し込みや保守の窓口も英語と日本語により一元対応可能。また、この国内外一元運用・保守にあわせて、ユーザー専用Webポータル「NTTコミュニケーションズカスタマポータル」を提供し、ユーザー自身がネットワーク全体の利用状況などを確認できるようにしている。

 さらに、NTT Comのクラウドサービス「BizCITY」や、国内外シームレスな企業向けコミュニケーションサービス「Arcstar ユニファイド・コミュニケーション・サービス」と連携すれば、サービスも国内外でワンストップ利用が可能とした。

 提供プランは、国内のプレミアムプランに相当する「Premium Grade」、ギャランティプランに相当する「Business Grade」、バーストプランに相当する「Economy Grade」、ベストエフォートプランに相当する「Light Grade」が用意される。

 なお海外の料金は、国ごとに異なるため、個別問い合わせで対応するとのこと。

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