動画やオンラインゲームなどのRIA脆弱性診断、MBSDがサービス開始


 三井物産セキュアディレクション株式会社(MBSD)は、RIA(リッチインターネットアプリケーション)向けの脆弱性診断サービス「独自プロトコルを利用したRIA診断サービス」を8月より提供開始した。

 単純なHTMLを使ったステートレスな通信と異なり、UIにFlash・JavaApplet・Ajaxなどを用いてステートフルな通信を行う、RIA向けの脆弱性診断サービス。画・オンラインゲーム・アバターなどのWebサイトが主な対象となる。

 RIAでは、リアルタイム性の高いチャットなどのデータを別プロトコルで送受信し、キャッシュできる画像などのデータをHTTPで送受信する。このため、脆弱性診断を実施するためには従来のWeb診断では不十分で、アプリケーション全体での診断が必要となるという。

 新サービスでは、組み込み系機器のプロトコル解析技術を活用し、従来のWeb診断に融合することでRIAの診断に対応。アプリケーション特性に合わせた観点・手法を定義した脆弱性診断を可能とした。

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