ブイキューブ、中部国際空港セントレアに多目的ブース「テレキューブ」の多人数用を設置

　株式会社ブイキューブは12日、テレキューブ株式会社と共同で、中部国際空港（セントレア）に多目的ブース「テレキューブ」の多人数用を設置し、11月10日より運用を開始したと発表した。

　「テレキューブ」はこれまで、コロナ禍を背景に“プライベートワークスペース”としての利用を中心に展開されてきたが、今回、中部国際空港に設置されたのは4人用の公共向け可動式ブースだ。

　アフターコロナの現在では、仕事に限らないさまざまな用途での利用ニーズが急速に高まっているという。特に外国人旅行者を含む空港利用者からは、一時的な休憩や着替えなど、プライベート空間を求める声が多く寄せられており、今回の導入は、そうしたニーズに応える新たな試みだとした。

　設置位置は国際線出発制限エリア内（12番ゲート付近）。設備としてはテーブル1台と2人掛けソファ2脚を備え、リモート会議や打ち合わせ以外に、小グループでの会話や軽作業、家族・グループでの出発前の休憩、身支度といった用途を想定しているとのこと。

　利用料金は時間従量制で、60分あたり2640円（税込）。利用可能時間は空港の営業時間に準拠する（原則7時～21時）。