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ブイキューブ、非常用電源や防災セット収納機能などを備えた「災害対策用テレキューブ」を提供
2025年9月1日 12:49
株式会社ブイキューブは1日、企業防災ソリューション「災害対策用テレキューブ」を提供開始すると発表した。防音個室ブース「テレキューブ」に、防災機能を標準装備または選択可能なオプションとして拡張し、災害時における従業員の安全拠点としての価値を提供するという。

「災害対策用テレキューブ」は、普段はテレビ会議や少人数会議で活用される防音個室「テレキューブ」に、非常用電源・備蓄収納・プライバシー確保・空調を統合し、災害時の“連絡手段の確保”と“従業員の安全拠点”を両立させるソリューションである。
通常のテレキューブは外部から電源の供給を受けているが、本体内に非常用電源を格納し、災害時の停電時でも携帯電話やPCなどの充電を可能にすることで、緊急時の連絡手段を確保。防音性が確保された筐体に加え、ドアのガラス面をカーテンなどで遮蔽できるため、安心して休憩・通話・着替えなどを行えるスペースとして活用できる。さらに、本体内にエアコンを設置することで、夏の熱中症リスクも軽減されるとした。
加えて、防災セット、生理用品、簡易トイレ、追加の飲料水などを効率的に保管できる専用の収納機能付きソファを設置可能。テレキューブ1人用サイズで、防災セット約8個分の収納に対応するため、オフィスのスペースを有効活用しながら、必要な備蓄品を常に手の届く場所に確保できるとしている。

なお、平常時は、従来通り防音性に優れた会議用個室ブースとして活用でき、災害時は防災用途へと切り替えることで、オフィススペースの多目的利用を実現するとのこと。