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ソフトクリエイト、Boxとの連携機能を強化した生成AIサービス「Safe AI Gateway 3.14」

フォルダ単位でのデータアップロードや定期的な自動データ同期に対応

 株式会社ソフトクリエイトは11日、企業・団体向け生成AIサービス「Safe AI Gateway」において、クラウドストレージ「Box」との連携機能を強化した「Safe AI Gateway ver.3.14」を提供開始したと発表した。スタンダードプランおよびワイドプランの利用者は、追加費用なしで新機能を利用できる。

Boxとの連携イメージ

 Safe AI Gatewayは、企業が生成AIを“安全・簡単”に利用できるよう、企業/団体での利用と安全性にこだわって開発されたAIサービス。MicrosoftのAzure OpenAI Serviceを基盤に採用しており、情報漏えいやセキュリティのリスクを心配することなく、ChatGPTをはじめとする最先端の生成AI技術を容易に導入し活用できるという。

 今回のアップデートでは、Box内のフォルダを選択し、AIの学習データとして一括登録できるようになった。このため、ファイルを個別に選ぶ必要がなくなり、大量のデータでも簡単に取り込めるという。

 また、指定したフォルダ内のデータを1時間ごとに自動でAIに取り込む機能が追加され、利用者が手動で操作することなく、最新データを常に反映できるようになったとのこと。

定期連携 設定画面イメージ。対象フォルダの選択、連携状況の確認、保存・実行などが直感的に操作できるという