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アシスト、問題解決とデータ分析を組み合わせた企画立案のノウハウを学べる講座を開講

 株式会社アシストは29日、DX(デジタルトランスフォーメーション)人材育成に向けた研修コース「業務改善のためのデータ活用実践講座」を提供開始すると発表した。業務改善プロジェクトの計画ステップにフォーカスしており、問題解決とデータ分析を組み合わせた企画立案のノウハウを学べるという。

 「業務改善のためのデータ活用実践講座」は、問題解決とデータ分析を組み合わせて業務改善へつなげる企画立案の実務手法を、演習を通じて体系的に習得できるプログラム。特定ツールに依存しない設計のため、環境を問わず再現性の高いスキル習得が可能で、業務改善の企画立案ステップに焦点を当て、テーマ設定から課題の分析、解決策の検討までを一貫して扱い、現場で有効に機能するデータ活用の実践力を養成するという。

 同講座では、サンプルの業務課題を題材として、企画から提案までの一連のプロセスを、社内企画書の作成を通じて体験するほか、業務改善に有効なフレームワークとデータ分析手法を連携させる形で実践的な学習を行い、実務で再現可能なスキルの習得を目指すとした。さらにDXリーダーとして必要とされる変革マネジメントなどの手法を、演習を通じて習得できる点も特徴としている。

 標準日数は4時間×2日で、1社向けライブ配信形態を基本とするが、講師派遣についても対応するとのこと。

 なお、DXの継続的な推進には、組織的な人材育成が不可欠となるため、アシストは、データ活用領域で長年培ってきた知見と導入・定着支援の実績を基盤に、データ活用初学者向けの「データ活用リテラシー講座」「ユーザー部門のためのSQL講座」と、新たに提供する「業務改善のためのデータ活用実践講座」を通じて、企業のデータ活用力を高め、持続的な業務変革の実現に貢献するとしている。