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テラスカイの「SkyVisualEditor V24.0」、フレキシブルデータテーブルを中心とした機能強化を実施
2025年12月17日 08:00
株式会社テラスカイは15日、Salesforceの画面開発ツール「SkyVisualEditor」の新版として、フレキシブルデータテーブルを中心に機能を強化した「Ver.24.0」を提供開始したと発表した。
SkyVisualEditorは、Salesforceの画面をノンプログラミングで開発できるツール。マウスのドラッグ&ドロップだけでVisualforceページを容易に生成できるほか、Lightning Experienceにも対応しているので、VisualforceページのLightning移行をスムーズに行えるという。
今回のバージョンアップでは、Visualforceを使わずにLightningコンポーネントを作成する「SkyVisualEditor LC」の新機能として、フレキシブルデータテーブルの機能改善を実施した。
フレキシブルデータテーブルとは、任意のオブジェクトレコードの一覧をExcelのようなレイアウトで表示できるコンポーネント。今回はまず、同テーブル上で参照関係型や主従関係型の項目値の編集が可能になった。[Ctrl+V]による範囲貼り付け編集やインライン編集時の入力候補一覧表示に対応している。
また、フレキシブルデータテーブル上に表示しているレコードの項目値をグループ化し、シート別に自動整理してExcelファイルを出力する機能「Excelエクスポート(グループ化)」を追加。さらに、フレキシブルデータテーブルでの絞り込み条件設定が可能になった。
一方、Visualforce版である「SkyVisualEditor VF」では、検索機能が改善された。
検索テンプレートを使用して画面を作成する際、検索条件項目と検索結果項目の選択時に項目名によるフィルタ検索に対応していたが、これまでは主オブジェクトの項目のみが対象となり、主オブジェクトから参照される親オブジェクトの項目をフィルタ検索することはできなかったという。しかし今回より、最大5階層まで親のオブジェクトの項目もフィルタ検索が可能となり、対象項目をより簡単に見つけられるようになったとのこと。


