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日立ソリューションズ・クリエイトの仮想化基盤移行ソリューション、移行先の選択肢を拡大
HPE Morpheus VM Essentials、Proxmox VEに対応
2025年10月29日 14:25
株式会社日立ソリューションズ・クリエイトは29日、最適な仮想化基盤への移行を支援する「仮想化基盤移行ソリューション」の移行先基盤を拡大すると発表した。新たにHPE Morpheus VM Essentials、Proxmox VEに対応するとともに、試験的な導入を希望する企業に向けた「PoC環境構築サービス」も提供する。
「仮想化基盤移行ソリューション」は、「仮想化基盤を乗り換えたいが、移行先や移行方法の検討が難しい」といった課題を持つ企業に対して、日立ソリューションズ・クリエイトが移行診断から導入までをトータルにサポートするサービス。企業へのヒアリングや現行の仮想化基盤の情報をもとに、さまざまな仮想化基盤の中から企業が自ら最適な移行先を決定し、その仮想化基盤へスムーズに移行できるよう、計画から基盤構築までを一括してサポートする。
同サービスではこれまで、移行先の環境としてMicrosoft Hyper-V、Nutanix、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azureをサポートしていたが、今回はHPE Morpheus VM Essentials、Proxmox VEにも対応した。こうして、より多くの移行先基盤の選択肢を提供することで、費用対効果の向上やベンダーロックインの回避といったニーズに対応するとしている。
また、HPE Morpheus VM Essentials、Proxmox VEの試験的な導入を希望する企業に向けて、PoC環境構築サービスも提供する。
なお、「仮想化基盤移行ソリューション」のサービスメニューとしては、仮想化基盤の移行に向けた現行環境のアセスメント、最適な移行環境の提案などを行う「移行診断サービス」、移行計画の策定ならびに仮想化基盤の移行作業を行う「仮想マシン移行サービス」、仮想化基盤の新規構築作業を行う「基盤構築サービス」、構築した仮想化基盤向けのバックアップ環境の設計・構築を行う「バックアップ環境構築サービス」を用意しているが、このうち「バックアップ環境構築サービス」は、HPE Morpheus VM Essentials、Proxmox VEの対象外となる。
