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メシウス、Excel入出力機能を強化したJavaScriptライブラリ「SpreadJS V18.2J」
Excelファイルに設定されているVBAマクロやXMLソースの維持に対応
2025年10月16日 12:15
メシウス株式会社は、WebアプリケーションでExcelライクなUIと機能性を実現するJavaScriptライブラリ「SpreadJS(スプレッドJS)」において、新版「SpreadJS V18.2J」を10月30日より提供開始すると発表した。
SpreadJSは、WebアプリケーションでExcelライクなUIと機能性を実現するJavaScriptライブラリ。フィルタや表計算関数など、多数のExcel互換機能を備えるほか、SpreadJS独自の機能も搭載しており、システム利用者になじみのある外観と操作性を兼ね備えたWebアプリケーションの開発を支援しているという。
今回の新版では、Excel入出力機能が強化され、VBAマクロを含むExcelファイル(.xlsmファイル)や、XMLソースを含むExcelファイルをSpreadJSにインポート/エクスポートできるようになった。VBAマクロについては、SpreadJS上にVBAマクロを含むExcelファイルを取り込み、作業を行った後に再びExcelに戻してマクロを実行する、といったシナリオにも対応できる。
一方、XMLソースを含むExcelファイルについては、XMLソースの設定を維持したまま、ロスレスでの入出力を実現するとのこと。
また、リボンコンテナで使用できる外観のモード(テーマ)として、ダークモードとライトモードを追加した。従来のクラシックモードと合わせて3種類のモードから、要件にあわせて選択できる。さらに、CSSやJavaScriptコードを使用して、これらのスタイルをオーバーライドしてカスタマイズすることも可能だ。
このほか、チェックボックス型セルとチェックボックスリスト型セルの表示形式として、トグルボタンが利用可能になった。設定値のオン/オフ状態が一目瞭然(りょうぜん)になるため、利用者はより直感的かつスムーズに設定を切り替えられるほか、モバイルやタッチ操作環境での操作性も向上するという。なお、トグルボタンのサイズや、アニメーションの速度、角丸の大きさ、スライダーやトラックの色などはプロパティで自由にカスタマイズできる。