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primeNumber、データに基づく意思決定を支援するエージェント型AIソリューション「primeBusinessAgent」
2025年11月27日 16:42
株式会社primeNumberは26日、データに基づく意思決定を支援するエージェント型AIソリューション「primeBusinessAgent」を発表した。第1弾として、セールス領域向けの「primeSalesAgent」とマーケティング領域向けの「primeMarketingAgent」を提供開始する。
「primeBusinessAgent」は、データとAIの活用に課題を持つ企業を支援する意思決定支援型AIソリューション。従来、データ活用に必要だったデータ基盤の構築をprimeNumberが担うことにより、自社でデータ基盤を持つことなく迅速にデータを活用できる点が特徴という。
また、基幹系業務や会計、人事、決済、RevOpsなど、さまざまなビジネス領域に対応しているprimeNumberのクラウドETLツール「TROCCO」を活用することで、企業がすでに導入しているCRMやSFAをはじめとした多様なサービスのデータを取り込み、素早くAIで利用できる環境を作れるとのこと。
「primeBusinessAgent」の第1弾としては、営業組織向けの「primeSalesAgent」、マーケティング組織向けの「primeMarketingAgent」が用意される。
「primeSalesAgent」は、営業組織において優秀な人材のナレッジが共有されにくいという課題を解決し、特定の人材に依存する組織からの脱却を支援して、チームでビジネスの成果を出すためのソリューション。営業組織のすべての商談をAIが分析し、担当者それぞれに的確なフィードバックを提供する。
具体的には、AIがCRM/SFAの各種入力値(定量)、商談議事録(定性)、過去の商談傾向を分析し、商談をスコアリング。受注確度や提案精度を向上させる次の一手を自動で推奨する。また、各種の営業活動をトップセールスを基準に評価・フィードバックし、データドリブンな組織成長を促進するとしている。
一方の「primeMarketingAgent」は、企業のマーケティング活動において、再現性の高い受注マーケティング組織の実現を支援するソリューション。企業内でサイロ化したデータを統合し、マーケティングの費用対効果をワンストップで可視化することにより、戦略的なマーケティング投資を支援するとした。また、セグメント分析に必要な属性データの表記揺れをAIが吸収し、正しい分析を補助する名寄せ機能も提供する。
