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メシウス、新チャート「データチャート」を搭載したJavaScriptライブラリ「SpreadJS V18J」

データベースから取得したデータを基にチャートを生成可能

 メシウス株式会社は、WebアプリケーションでMicrosoft ExcelライクなUIと機能性を実現するJavaScriptライブラリ「SpreadJS」において、新版「同 V18J」を3月26日にリリースすると発表した。

 SpreadJSは、WebアプリケーションでExcelライクなUIと機能性を実現するJavaScriptライブラリ。フィルタや表計算関数など、多数のExcel互換機能を備えるほか、SpreadJS独自の機能も搭載し、システム利用者になじみのある外観と操作性を兼ね備えたWebアプリケーションの開発を支援するという。

 今回の新版では、データ管理機能「データマネージャー」のデータをソースとしてチャートを生成できる、「データチャート」機能が追加された。SpreadJSに搭載されている従来の「チャート」では、データがワークシート上に入力されている必要があるが、データチャートでは、データマネージャーを経由してデータベースから取得したデータからチャートを生成し、シートに表示することができる。

 また、チャートの種類も豊富に用意されており、縦棒、横棒、折れ線、円など全24種をサポートするほか、従来のチャートと比べて、グラフ要素(凡例、軸など)の詳細なカスタマイズを行える点も特徴。こうしたスタイルのカスタマイズは、付属する「SpreadJSデザイナ」を用いることにより、ExcelライクなUIで直感的に設計できるとしている。

 さらに、データマネージャーの機能により、複数のテーブルを組み合わせたリレーショナルテーブルをデータソースとし、任意のデータを利用してチャートを生成することも可能になった。

 加えて、データマネージャーをデータソースとするデータチャートは、同じくデータマネージャーをデータソースとする「レポートシート」機能と同時に利用可能。ダッシュボードや各種報告書などで用いることにより、これまでよりも多彩な表現の帳票作成が可能になるとしている。

 なお、SpreadJSは年間サブスクリプション方式の販売となり、初年度の費用(税込)は、開発者ごとにライセンスが必要となる開発ライセンスが、1ライセンスあたり22万円。また、1つのプライマリドメインまたは1つのサブドメインに対してアプリケーションを配布できる権利を提供する、配布ライセンスが66万円となっている。