CTC、最新のサイバー攻撃動向を調査・分析・公開する「サイバーセキュリティ・リサーチ・センター」を開設

　伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（以下、CTC）は27日、日々変化するサイバー脅威に対応するための知見を集約し、調査・分析結果を社会に発信する部門「サイバーセキュリティ・リサーチ・センター（Cyber Security Research Center）」を開設すると発表した。

　「サイバーセキュリティ・リサーチ・センター」は、国内外における最新のサイバー攻撃の脅威動向や対策技術の調査・分析を行う部門。また、国内外の最新セキュリティ動向を迅速に収集・解析し、レポートやセミナーを通じて広く社会に公開することで、企業や組織のセキュリティ水準の向上に貢献するという。

　さらに、長年のマルチベンダー環境でのシステム構築・運用で培った実装力を生かして、顧客企業の環境に最適なセキュリティ製品と対策サービスを組み合わせたオファリングを強化する考え。調査で得られた知見を、既存の各種セキュリティサービスに反映し、脅威検知やインシデントレスポンスの高度化を通じて、サービス品質の向上を図るとした。

　なお、今後は、国内の公的機関への脆弱性情報の報告なども視野に入れて取り組みを進めるとのことだ。