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「GenAI HR Awards 2025」のファイナリスト6組が決定、「AI・人工知能 EXPO【秋】」内で最終審査を実施

 一般社団法人 生成AI活用普及協会(以下、GUGA)は18日、人と生成AIが協働する社会の実現に向けて、人的資本戦略の優れた実践事例を表彰する「GenAI HR Awards 2025」の最終審査に進むファイナリスト6組を発表した。なお最終審査・表彰式は、10月9日に千葉県の幕張メッセで開催されるAI関連の展示会「NexTech Week 2025【秋】第6回 AI・人工知能 EXPO」(以下、第6回 AI・人工知能 EXPO【秋】)内のステージにて行われる。

 「GenAI HR Awards 2025」は、人と生成AIが協働する社会の実現に向けて、人的資本戦略の優れた実践事例を表彰するアワード。企業セクター・教育セクター・公共セクターを対象に、人材育成、人事評価設計、組織変革といった人的資本に関する取り組みを広く募集し、優れた事例を表彰する。

 アワードは全4部門で構成されており、部門とファイナリストは以下の通りである。

企業セクター(大手企業)

・ソフトバンク株式会社/人的資本経営を基軸とした全社生成AI活用と価値最大化の仕組み
・株式会社博報堂DYホールディングス/「AIを導入したら、人と人の距離が近くなった」博報堂DYグループの人間中心のAI活用

企業セクター(中小企業)

・ウェブスタッフ株式会社/生成AIを『使える仕組み』にする社内ルール・人事評価設計
・SALES ROBOTICS株式会社/AI利用率98.7%。「AIが当たり前」の組織文化が、新たな顧客価値を創造する

教育セクター

・学校法人麻生塾/独自開発AI「Alis」が切り拓く教育DX!教職員の能力を最大化し、学校全体の人的資本価値を高める麻生塾の挑戦

公共セクター

・兵庫県南あわじ市役所/自ら開発・実装する!人材育成とサービス向上の両立を目指す南あわじ市の挑戦

 各部門のファイナリストは「第6回 AI・人工知能 EXPO【秋】」内でプレゼンテーションを行うが、教育セクターと公共セクターは、一次審査・二次審査の結果ファイナリストが各1組となったため、最終審査当日にグランプリ受賞団体としてプレゼンテーションを実施するとしている。

 なお、最終審査・表彰式は、立ち見エリアにて、「第6回 AI・人工知能 EXPO【秋】」の一般来場者も聴講が可能とのこと。