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GUGA、国内での生成AI活用事例を1000件以上収集したデータベースを公開

AI有識者が選定した信頼性の高い事例を掲載

 一般社団法人生成AI活用普及協会(以下、GUGA)は9日、日本国内の企業・団体における生成AIの活用事例を収集した「生成AI活用事例データベース」を公開したと発表した。誰でも無料で利用できる。

 「生成AI活用事例データベース」は、日本国内における企業・団体の生成AI活用事例を収集したデータベース。各企業・団体から配信された生成AI活用に関連するさまざまなプレスリリースを収集し、AI有識者としてGUGAに参画する協議員が“PICK”した信頼性の高い事例を掲載しているという。

 掲載件数は1008件(9月9日時点)で、製造、エネルギー・インフラ、建設・不動産、食品・消費財、医療・介護・製薬、金融・保険、テクノロジー、通信・ネットワーク、メディア・広告・出版、サービス業、公共・自治体、エンターテイメントなど18業界における、2024年5月~2025年8月の事例が対象となっている。

 なお、データベースは「公表日順」「企業別」「業界別」で表示を切り替えられるほか、キーワード検索にも対応する。

 GUGAでは今回のデータベースの提供を通じて、企業が各業界の動向を把握したり、それぞれのフェーズに応じた課題解決のヒントを得たりする一助となり、さらなる生成AI活用の推進に寄与することを目指すとしている。