ニュース
SCSK、SAPシステムにより業務プロセスの継続的な改善を支援する「Add-Value for SAP Signavio」提供
2025年8月6日 10:00
SCSK株式会社は5日、SAP S/4HANAを導入済みの企業および新規導入・移行を検討中の企業が直面する、業務標準化の課題解決と継続的な業務プロセス改善ニーズに対応するため、ビジネスプロセス管理(BPM)ソリューション「SAP Signavio」を活用して、業務プロセスの分析および継続的な改善を支援するサービス「Add-Value for SAP Signavio」を、9月に提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。
SAP Signavio は、システムに蓄積されたデータをもとに業務プロセスを可視化・分析し、課題検出から改善提案までを支援するソリューション。感覚や経験に依存しない、データドリブンな業務改善を可能にする。
Add-Value for SAP Signavioは、SAP Signavioが導き出すデータからの洞察と、SAPシステムと顧客業務を熟知したSCSKのノウハウを融合したサービス。顧客にとって最適な改善案を提案し、継続的なプロセス改善サイクルの定着を支援する。
提供サービス範囲は、1)現状業務プロセスの可視化(As-Is分析)、2)業務課題の特定と改善提案(To-Be設計)、3)標準業務プロセス・フローの設計、4)ダッシュボード設定・通知設定、5)システム連携・初期設定・技術サポート、6)ハンズオントレーニング・ユーザー教育。
SCSKには、SAPの認定コンサルタント資格保有者が国内トップクラスの規模で在籍しており、経験豊富なスペシャリストによる専任体制で、顧客の業務改善をサポートする。
また、SAP Signavioが提示する膨大な指標の中から必要なデータを抽出・分析し、数ある改善推奨案の中から実効性の高い施策を導き出すためには、SAPシステムと顧客の業務プロセスの双方に対する深い理解が不可欠だと説明。
SCSKは、製造業や商社を中心に多数のSAPシステム導入実績を有しており、長年にわたりアプリケーション、BASIS、インフラまでワンストップで運用・保守業務を支援してきたノウハウとSAP Signavioによる洞察を最大限に活用し、単なる保守・運用にとどまらず、顧客の状況に応じて常に最適な業務改善案を提案し続けることで、業務効率・品質の向上を実現し、TCO削減やDX推進に貢献していくとしている。