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ユニリタ、「まるっと帳票クラウドサービス」で電子帳票発行システム「楽楽明細」の導入・運用を支援
2025年6月10日 16:29
株式会社ユニリタは10日、クラウド帳票基盤サービス「まるっと帳票クラウドサービス」と、株式会社ラクスの電子帳票発行システム「楽楽明細」との連携を、7月22日より開始すると発表した。これにより、企業ごとの帳票課題の解決を支援し、帳票業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するとしている。
楽楽明細は、請求書、納品書、支払い明細などの帳票を電子化し、作成から配信、保管までをワンストップで管理可能なクラウド型の電子帳票発行システム。帳票データのCSVまたはPDFファイルをアップロードするだけで帳票を自動発行できるほか、取引先ごとの送付方法(メール、Web閲覧、郵送など)にも柔軟に対応可能となっている。
こうした電子帳票発行システムを利用すると、業務担当者の負担を軽減できる一方、サービスの導入にあたっては、「サービス標準機能に合わせた入稿データの加工処理」「上位システムとのAPI連携開発」「手動によるデータ入稿にあたっての運用変更」といった対応を行う必要があり、初期費用や保守・運用コストが発生するという。
そこで今回、幅広いデータ形式に対応可能なデータ加工機能や、フォルダ配置型のアップロードツールによるAPI開発不要の自動連携機能を備えた「まるっと帳票クラウドサービス」を利用することで、開発費や工数を抑えた「楽楽明細」の導入と、運用時の負荷軽減を可能にするとした。
また、多様なレイアウトに対応した帳票生成機能により、既存の帳票フォーマットを維持できるため、取引先に影響を与えることなくサービス導入を行える点もメリットとしている。