ユニリタ、「コミュニティ」「ペーパーレス」「データ連携」を実現するエンタープライズ向けクラウドサービス「まるっとシリーズ」を提供

　株式会社ユニリタは9日、デジタルトランスフォーメーション（DX）推進の三大要素である「コミュニティ」「ペーパーレス」「データ連携」といったソリューションを、ユニリタの製品群から提供するエンタープライズ企業向けのサービス群「まるっとシリーズ」をリリースした。

　「まるっとシリーズ」は、2020年に経済産業省が発表した「DXレポート2」において、コロナ禍での従業員・顧客の安全を守りながら事業継続を実現させるために検討すべきとされている、「業務環境のオンライン化」や「業務プロセスのデジタル化」などの取り組むべきアクションに対応するクラウド（IaaS）サービスとして提供する。

　サービス群のうち「まるっとコミュニティクラウドサービス」は、情報の共有・一元化と双方向コミュニティを実現するクラウドサービス。企業と顧客だけではなく、社内のプロジェクトや、チーム間、部門間でのやり取りなど、さまざまなシーンで人と人のコラボレーションを促進し、仕事の生産性を向上する。

　「まるっと帳票クラウドサービス」は、帳票の電子化によるWeb配信に加え、プリンターによる紙への印刷から封入、配送業務まで、帳票の出力業務をサポートするクラウドサービス。大規模なシステム改修は不要で、短時間・低コストかつ簡単な設定変更で、サービスを移行できる。

　「データ変換・加工まるっとクラウドサービス」は、データ変換・加工処理から運用保守業務までを、クラウドインフラにアウトソーシングできるサービス。利用者はデータの連携・加工要件のみを用意するだけでよく、データ変換・連携のロジックを構築する必要なく、構築から運用まで、ユニリタが一気通貫で実施する。