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大林組が「CLOMO」を全社導入~4000台超のiPad、現場管理に有効活用

 株式会社アイキューブドシステムズは24日、株式会社大林組が利用する4000台超のiPadを管理・運用・活用するために「CLOMO」が全社導入されたと発表した。

 大林組では、従来型の現場施工管理者のワークスタイルを変革するため、品質検査業務において、iPadを利用した現場検査支援システムを展開している。

 建設現場では日々、施工の状況や進ちょく過程を正確に把握して臨機応変が求められる。そのため以前は、確認用図面など多くの資料を現場に持参したり、変更があった場合には事務所に戻った上で関係資料へその変更を反映させたりする必要があったが、iPad導入後は図面や資料を現場でiPadで確認して、その場で修正することが可能となった。

 このiPad活用を支援する製品として「CLOMO MDM」「CLOMO MOBILE APP PORTAL」「CLOMO SecuredDocs」「CLOMO SecureBrowser with i-FILTER」を全社導入した。

 4000台を超えるiPadに対して「利用状況の調査」「情報漏えい対策」「運用効率化」を可能とする端末管理(MDM)環境のほか、独自の業務アプリも含めたモバイルアプリ管理(MAM)環境、施工管理に必要な各種資料を安全に共有・配信、およびアプリ間のデータ連携制御も可能なモバイルコンテンツ管理(MCM)環境を構築した。

 加えて、モバイルから社内ポータルサイトやWebサイトを安全に閲覧する必要があることから、高度なセキュリティ機能を持つ「CLOMO SecureBrowser with i-FILTER」も導入した。

川島 弘之