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WHI HDのタレントマネジメントシステム、モチベーションが低下した従業員を上長にアラート通知する新機能を搭載
2025年4月28日 13:11
株式会社WHI Holdings(以下、WHI HD)は25日、傘下の株式会社Works Human Intelligence(WHI)と株式会社サイダスが共同開発・販売するタレントマネジメントシステム「COMPANY Talent Managementシリーズ」において、モチベーションが低下している従業員に対して、マネジメント層による自律的なアクションを促す新機能「モチベーションアラート」を提供開始したと発表した。
COMPANY Talent Managementは、WHIの大手法人向け統合人事システム「COMPANY」と、サイダスのタレントマネジメントシステム「CYDAS」を融合した製品。「COMPANY」の人材データに、「CYDAS」のノウハウや直感的なUI/UX、AI技術を組み合わせることで、精度の高い人材データの分析と活用が可能になるという。
今回は、同製品において実施したエンゲージメントサーベイ(従業員エンゲージメント調査)の結果を自動分析し、モチベーションが低下している従業員を上長に通知する新機能を搭載した。
サーベイ結果から、従業員のモチベーションスコアの変動を自動分析し、「前回よりスコアが低下している人」や「平均と比べて〇点以上低い人」など、特定の基準に合致した従業員にアラートを表示する。さらに、「なぜモチベーションが下がっているのか」といった要因分析においても、アラートのあがった従業員一覧から、名前をクリックすることで、個人のプロファイル情報をすぐに確認できるとした。
これにより、人事部やマネジメント層が「どの従業員がサポートを必要としているか」をすぐに把握し、面談の実施や対応策の検討が可能となるため、サーベイを実施したものの、「結果のモニタリングができていない」「改善アクションに活用できていない」といった課題を解決するとしている。
なおアラート対象条件の設定については、「〇回連続でスコア〇点低下」、「スコアが組織平均より〇点以上低い」、「いずれかの質問が〇点以下」といった、対象条件のテンプレートを有しているため、「どのような従業員に注目すべきか」といった基準を一から設定する必要はないとのことだ。