ニュース

セイコーソリューションズ、調達購買DXソリューションの「カタログモール」機能を単独で提供

企業の既存購買システムへ購買カタログの横串検索機能を付加可能に

 セイコーソリューションズ株式会社は15日、調達購買DXソリューションで提供している「カタログモール」機能を、2025年秋より単独で提供開始し、他サービスへの組み込みを可能にすると発表した。

 「カタログモール」は、サプライヤーが提供する複数のカタログをキーワードで横串検索(横断検索)できる機能。複数の外部・内部カタログをまとめてリアルタイムで検索できるだけでなく、サプライヤーの提供するカタログに直接アクセスするので、常に最新のカタログ情報を取得可能な点がメリットという。

 また、キーワード検索と絞り込み機能の併用により、複数のカタログの膨大な情報から欲しい商品情報を適切に絞り込み、統一されたレイアウトで検索結果を一覧表示できるため、視認性にも優れているとした。

 一方で、サプライヤー側での横串検索向けの情報メンテナンスが不要な点もメリットで、作業の負荷をかけることなく、商品情報への適切なアクセスを増加させることができるとのこと。

 なおセイコーソリューションズによると、調達購買DXソリューションを企業に向けて提案する中で、独自の調達購買システムを利用している企業から、商品検索の結果に不満があるという声が多く寄せられたという。

 そこで、調達購買DXソリューションの中で評価が高い「カタログモール」の機能を単独で提供し、企業がすでに利用している購買システムをリプレースすることなく、低コストで横串検索機能を導入可能にする。これにより、サプライヤー側が提供する商品情報を適切に購買者に届け、サプライヤー側・購買者側双方の業務効率化を支援すると、同社では今回の狙いを説明している。