セイコーソリューションズ、購買・調達業務の効率化を支援する購買DXソリューションを7月より提供

　セイコーソリューションズ株式会社は、購買・調達業務の効率化・自動化、コスト削減を実現する購買DXソリューションを、7月1日より提供開始すると発表した。ジーニーラボ株式会社から購買クラウドサービス「ジーニー2.0」のOEM供給を受けたうえで、基幹システムや法人向けECサイトとの連携機能を付加し、トータルソリューションとして提供する。

　今回発表された購買DXソリューションは、購買クラウドサービスに、SAP S4/HANAなどの基幹システムや法人向けECサイトとの連携、ユーザーの固有な要件に対応するカスタマイズ開発などを組み合わせ、大手企業の購買業務をトータルに支援するもの。

　ベースとなっているジーニー2.0は、日本人の感性に合ったUIや操作性を備えているほか、電帳法、インボイス制度などの日本の法令に対応した購買システムで、効率化・自動化により購買業務の生産性を高め、労務コストの削減に寄与するという。

　具体的な機能としては、外部カタログ・内部カタログをリアルタイムに横断検索し、検索結果を瞬時に価格の安い順に並べ替える、特許取得済みの「横串検索機能」を搭載し、最適な購買を支援。また、内部カタログのカタログ情報をサプライヤーが登録し、購買部門が内容を確認して承認・掲載する機能により、購買部門の負担を軽減する。

　見積購買についても、見積依頼/回答テンプレート機能により、役務サービスなどのシステムに乗せにくい品目を、システムで見積購買できるように支援できるとした。さらに、サプライヤーへの見積もり依頼も容易に行えるため、統一された形式でサプライヤーからの見積もり回答の内訳を比較可能。品目と納品場所に応じて見積もり依頼先の候補をシステムが自動リコメンデーションするので、属人性を排した見積購買を行えるとしている。