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セキュアスカイ、「Scutum DDoS対策サービス」に複数FQDNプランを追加
2025年4月16日 09:00
株式会社セキュアスカイ・テクノロジー(以下、セキュアスカイ)は15日、同社が提供する「Scutum DDoS対策サービス」において、新料金プラン「複数FQDNプラン」を追加し、ワイルドカード証明書にも対応すると発表した。新プランは4月15日に申し込み受付を開始し、7月1日に提供開始する。
Scutum DDoS対策サービスは、顧客のWebサイトへのアクセス不能や機能停止を狙ったDDoS攻撃から、Webサイトを守るセキュリティサービス。AWS上に構築されたDDoS対策装置を経由することにより、通信を監視し、ネットワークやサーバー機器へのトラフィックの過負荷を緩和することで、正常な通信の維持を図り、Webサイトやサービス提供の継続を実現する。
新たに提供する複数FQDNプランでは、複数のFQDNを一括でDDoS攻撃から保護することが可能となる。これにより、管理の手間を削減し、より効率的でコストパフォーマンスに優れたセキュリティ強化を実現する。
Scutum DDoS対策サービスの料金(税別)は、単一FQDNプランが、10Mbpsまで月額10万円、初期費用が10万円。複数FQDNプランが、50Mbpsまでが月額15万円、初期費用が10万円。100Mbpsまでが月額20万円、初期費用が10万円。1FQDN追加が月額5万円。
また、サービスでは新たにワイルドカード証明書に対応することで、複数のFQDNをより柔軟かつ効率的に管理できるようになった。サブドメインや複数ドメインを一括で保護できるため、大規模なサービスを運営する企業や複数のWebサイトを管理する企業でも、証明書の管理負担を軽減しつつ、DDoS対策をより強化できる。