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セキュアスカイ・テクノロジー、「Scutum DDoS対策サービス」を正式リリース

 株式会社セキュアスカイ・テクノロジー(以下、SST)は7日、DDoS攻撃からWebサイトを守るセキュリティサービス「Scutum DDoS対策サービス」の正式版をリリースした。

 Scutum DDoS対策サービスは、顧客のWebサイトへのアクセス不能や機能停止を狙ったDDoS攻撃から、Webサイトを保護するサービス。Amazon Web Services(AWS)上に構築されたDDoS対策装置を経由することにより通信を監視し、ネットワークやサーバー機器へのトラフィックの過負荷を緩和することで、正常な通信の維持を図り、顧客のWebサイトやサービス提供の継続を実現する。

Scutum DDoS対策サービス

 クラウド型WAF「Scutum」とのシームレスな連携により、前段でDDoS攻撃を検知/遮断し、その後にScutum本体がアプリケーションレイヤーの脆弱性を狙った攻撃の検知/防御を行う多段構成により、Webサイトを保護する。下位レイヤーのDDoS攻撃対策も、上位レイヤーへの高度な攻撃の防御も、顧客側では区別を意識することなく、ワンストップでスムーズな導入・運用・サポートが可能となる。

 Scutum DDoS対策サービスの料金(税別)は、対象サイトの通常運用時のピーク時トラフィックが10Mbps程度までのサイトの場合で、1FQDNにつき初期費用が10万円、月額費用が10万円。サービスはScutumの利用(新規/既存問わず)を前提とする。なお、サービスはHTTP、HTTPS以外のDDoS攻撃(DNS、NTPなど)には対応していない。