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GitHub、「GitHub Copilot」にエージェントモードやコードレビュー機能を追加

 米GitHubは現地時間5日、生成AIによる支援機能「GitHub Copilot」について、開発者の操作性と柔軟性を高めるための、複数のエージェント機能と主要なアップデートを発表した。

 アップデートでは、すべてのVS Codeユーザーにエージェントモードを展開した。これにより、開発者は簡単なプロンプトを通じてアイデアをコードに変換できるようになる。

 また、各種コンテキストや機能へのアクセスが可能になるMCP(Model Context Protocol)をサポート。GitHubでは、GitHub MCPサーバーも発表しており、これにより、MCPをサポートするLLMツールにGitHubの機能を追加できるようになる。

 コードレビュー機能の一般提供も開始し、プレビュー版で100万人以上の開発者に使用されたエージェントが、コードレビューの迅速化を支援するために一般公開された。また、Copilotが過去の編集に基づいて次のコード変更を自動的に提案する、Next Editコード提案機能も一般提供を開始した。

 さらに、プレミアムリクエストと、パワーユーザー向けの新たなCopilotプラン「Copilot Pro+」が追加された。

 プレミアムリクエストは、ベースモデルを使用している場合、すべての有料プランに含まれる無制限のリクエスト(エージェントモード、コンテキスト駆動型チャット、コード補完)に加えて提供される。プレミアムリクエストには、Anthropic Claude 3.5、3.7 Sonnet、3.7 Sonnet Thinking、Google Gemini 2.0 Flash、OpenAI o3-miniなどの主要モデルへのアクセスが含まれる。

 Copilot Pro+プランは個人向けに、また、個人向けに、毎月1500件のプレミアムリクエストと、GPT-4.5などのモデルへのアクセスを月額39ドルで提供する。