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日立ヴァンタラ、AIインフラソリューション「Hitachi iQ」にNVIDIA B200 GPU搭載のエンタープライズモデルを追加
2025年4月4日 14:02
日立ヴァンタラ株式会社は4日、AIソリューションのポートフォリオ「Hitachi iQ」のラインアップに新モデルを追加し、販売を開始した。これにより、生成AIの活用が進み、多様化したAI需要に応えるとともに、急務であるエネルギー効率の向上に貢献するとしている。
Hitachi iQは、AI需要の高まりを受けて、2024年7月の販売開始以来、推論・学習向けのAIインフラソリューションや連携する各種サービスなど、企業の生成AI活用をトータルで支援するラインアップを展開してきた。
今回、パフォーマンスとサステナビリティを両立するため、Hitachi iQのエンタープライズモデルに、空冷モデルと液冷モデルのサーバーを追加した。新サーバーは、NVIDIA B200 GPUを搭載し、従来と比べ2倍以上のAI推論性能を実現するとともに、拡張性も高めた。また、インフラの消費電力を低減可能とする液冷モデルでは、1ラックあたりのGPU搭載密度を高めることにより、リソースの効率化に貢献する。
また、Hitachi iQのエントリーモデルからエンタープライズモデルのどのレンジでも利用でき、スモールスタートと段階的な拡張が可能な分散ファイルストレージを追加した。Hammerspace4のソフトウェアと日立のサーバー・ストレージを組み合わせたこの新しい分散ファイルストレージは、分散するデータを統合し、単一のファイルシステムとしての統合管理を実現する。これにより、さまざまなモデル規模で、データの場所を問わずにシステムのサイロ化が解消でき、データの管理や移行にかかる負担を低減する。今後は、ハイブリッドクラウド環境までサポートを拡大し、オンプレミスやクラウドに分散するデータの活用を加速するとしている。
Hitachi iQは、As a Service型で提供する「Hitachi EverFlex」でも利用でき、導入・運用にかかるコストをOPEX(事業運用コスト)化することで、初期投資を抑えるとともに、AI需要の急激な変化に合わせて必要な性能や容量を選択できる。また、運用・サポートを「日立サポート360」の窓口がワンストップ提供することで、企業のAIインフラ運用の負担が軽減される。さらに、Hitachi iQ環境を試行できるサービスを4月21日に提供開始し、導入前の実証実験やプロトタイプの開発を可能にする。