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マクニカ、運送業界向けに運行管理テレマティクス「everfleet Drive」を提供

 株式会社マクニカは2日、車両の運行管理とデータ解析を専門とするカナダのGeotabと協業し、運行管理テレマティクスソリューション「everfleet Drive」を提供開始すると発表した。

 everfleet Driveは、運送業界において車両を一元的に管理し、運行管理業務の効率化を可能にするソリューション。バスやトラック、タクシーなどの車両にTCU(テレマティクスコントロールユニット)を接続することで、車両のさまざまな情報を収集し、運行管理者にリアルタイムで送信できる。これにより、車両の維持・管理を効率化し、管理工数の削減と生産性の向上が図れる。

 また、走行状況を可視化することで、安全運転意識の向上や事故リスクの低減も期待できる。さらに、天候や交通状況に応じた最適なルートの提案と、それによるCO2削減も可能。車両の運行記録やドライバーの労働時間を一括管理することで、労働環境の最適化、法令順守などもサポートする。

 everfleet Driveは、大量かつ多種多様な車両データを取得できる点が強みで、多様な環境で走行する車両から収集されたデータは、生成AIとの連携(Geotab Ace)により、複雑なデータ分析結果を会話のように簡易化でき、業務の効率化を可能にする。また、解析されたデータは、スマートフォンから確認できるなど、手軽に運用できる。

 マクニカは、everfleet Driveの導入段階から運用後のデータ活用まで伴走する。顧客との対話を繰り返しながら、車両の規模や運用環境に合わせた最適なサービスモデルを提案し、それに合わせて実用性を検証、スムーズな運用をサポートする。さらに、取得したデータを適切に運用していくためのアドバイスも実施し、テレマティクスソリューションを無駄なく活用できるようサポート体制を構築している。

 Geotabのソリューションを導入した企業では、さまざまな効果が得られていると説明。例えば総合食料品配達を手掛ける「Milk&More」では、970台の車両にTCUを取り付け、テレマティクスの運用を開始しており、データ分析の結果、ドライバーの運転意識が改善され、約21%の自損事故削減、約19%のEV航続距離改善がみられたという。その他にも、10%以上の燃費改善と車両維持費の削減や、車両維持管理の自動化によって大幅な負担軽減を実現した企業もあるとしている。

everfleet Driveのシステム構成図