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アクロニス、サービスプロバイダー向けにセキュリティ対策を備える新IaaS基盤「Acronis Cyber Frame」を発表
2026年5月21日 13:33
アクロニス・ジャパン株式会社(以下、アクロニス)は20日、サービスプロバイダー向けの新しいハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)およびIaaSプラットフォーム「Acronis Cyber Frame」を発表した。
Acronis Cyber Frameは、マネージドサービスプロバイダー(MSP)、クラウドサービスプロバイダー(CSP)、ホスティングプロバイダー、通信事業者向けに特化して設計されたIaaS基盤。仮想マシン、ネットワーク、ストレージを、アクロニスのネイティブに統合されたサイバープロテクション、管理および自動化機能と組み合わせることで、パートナーが自社のサービスメニューでインフラサービスを構築、提供、保護、管理、自動化し、収益化することを可能にする。
このアプローチにより、より予測可能な価格設定や再販マージン率の向上に加え、地域要件やデータ主権、従来の仮想化環境からの移行ニーズにも柔軟な対応が可能となり、ビジネス成果の向上を支援する。
アクロニスは、従来の仮想化を取り巻く大きな環境変化や、ハイパースケーラーによるコスト圧力の増大、さらに地域要件やデータ主権に対応したクラウドソリューションへの需要が高まる中、Acronis Cyber Frameは、サービスプロバイダーがインフラ戦略と収益性における主導権を取り戻すための新たな選択肢を提供するとしている。
Acronis Cyber Frameは、パートナーがインフラビジネスを構築・拡張する方法を選択できる柔軟な導入モデルを提供する。
「Acronis Cyber Frame Cloud」は、インフラへの先行投資なしで迅速な市場投入を可能にする、アクロニスホスト型の導入モデルとして提供する。「Acronis Cyber Frame Local」は、インフラ、収益性、パフォーマンス、データの場所を完全に管理できる、パートナーホスト型の導入モデルとして提供する。
この柔軟性により、サービスプロバイダーは迅速なサービスの立ち上げ、戦略的な事業拡大、データ主権やコンプライアンスに関する顧客要件への適応が可能になる。
また、従来のインフラプラットフォームでは、保護や管理のために個別のツールが必要だったが、Acronis Cyber Frameは、Acronis Cyber Protect Cloudにネイティブ統合されているため、オールインワンの保護を実現する。Acronis Cyber Frameで展開されるすべてのワークロードには、バックアップとディザスタリカバリー、サイバーセキュリティ、リモート監視・管理(RMM)が含まれている。ネイティブ統合は、Acronis Cyber Frameの運用・管理の複雑さを軽減し、ツールの乱立を解消するとともに、パートナーが導入初日から安全なインフラサービスを提供することを可能にする。
Acronis Cyber Frameは、サービスプロバイダー向けに設計されており、柔軟なインフラビジネスの要件に対応する機能を備えている。これには、ネイティブのマルチテナントとテナントの分離、カスタマーセルフサービスやホワイトラベル型のサービス提供、Acronis Cyber Protect Cloudとのシームレスな統合、サービスプロバイダーのワークフローに対応した運用ツールが含まれる。この目的に向けたアプローチにより、パートナーは差別化されたサービスをパッケージ化して、運用を合理化し、一貫性のある効率的な顧客体験を提供できるとしている。
また、Acronis Cyber Frameは、最適化されたOpenStackおよびKVM技術を基盤とし、Virtuozzoとの協業により開発されている。独自のハイパーバイザーのロックインを回避しつつ、最新かつスケーラブルなインフラ基盤を提供する。より予測可能な価格設定とコスト管理の改善により、Acronis Cyber Frameは、サービスプロバイダーが、従来の仮想化環境のリプレース需要に対応し、ハイパースケーラーからのワークロード回帰を実現し、さらに地域要件やデータ主権に対応したクラウドサービスを提供することで、再販マージン率と長期的な収益性を向上できるとしている。
