Skyのシンクライアント「SKYDIV Desktop Client Ver.7」、オフィスPCのリモート操作機能のセキュリティを強化

　Sky株式会社は3日、シンクライアントシステム「SKYDIV Desktop Client」の新版として、一部機能のセキュリティを強化した新版「同 Ver.7」を販売開始したと発表した。

　SKYDIV Desktop Clientは、仮想環境（シンクライアント）でのPCの運用管理を支援する各種機能を搭載した、国産のシンクライアントシステム。管理画面上でユーザーへの仮想端末の割り当てや、各端末の利用状況の確認が簡単に行えるなど、使いやすさに配慮した設計・画面構成を採用しており、テレワークやネットワーク分離環境などのさまざまな業務環境においで、安全かつ便利に業務を行えるようサポートするという。

　今回の新版では、出張先やリモートワーク中に、手元のPCからオフィスのPCを手軽にリモート操作できる機能「Remote Access Services」の認証機能を強化した。以前から対応しているスマートフォンを利用した二要素認証に加え、ハードウェアトークン（認証デバイス）を活用したログイン認証に対応した。ハードウェアトークンに表示されるワンタイムパスワードを入力してログインする仕組みで、業務上、スマートフォンの持ち込みが禁止された環境でも、二要素認証によるセキュリティ強化を行える。